王金平・前立法院長(手前右)

写真拡大 (全2枚)

(東京 24日 中央社)王金平・前立法院長(国会議長)率いる野党議員団は、21日から4日間の日程で訪日。23日夜には、日本の超党派国会議員連盟「日華議員懇談会」が開催した歓迎会に出席し、台湾の国際機関参加に向けた協力を呼びかけた。

王前立法院長はあいさつの中で、日台間の経済連携協定(EPA)締結に期待を表明。世界保健機関(WHO)などの国際機関への台湾の参加についても日本の支持が必要だと訴えた。

また、台湾が2011年の東京電力福島第1原発事故以降、福島など5県産食品に対して実施している禁輸措置については、野党の議員として日本側と深く意見交換するのは避け、政府に判断を委ねるべきだと述べた。

李鴻鈞・立法委員(国会議員)によると、議員団一行は22日、日本の元首相であり2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長と面会し、王氏は東京五輪で台湾人がボランティアとしても活躍できることに期待を示したという。

(楊明珠/編集:楊千慧)