『マイナスからの恋愛革命』より

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 昨年12月に自動車事故を起こしたNON STYLE井上裕介(37)が、3月7日に都内で謝罪会見を行った。事故発覚以降、芸能活動を自粛していた井上は、その間「外に一歩も出ない生活をしていた」などと語ったが、関係者からもこれを裏付けるような証言が得られた。

「会見では涙で目を腫らしながら、謹慎中に外出していなかったことなどを明かしました。井上の知人に聞いたところ、実際にまったく外に出ることはなく、周囲も驚くほど憔悴しきっていたそうです。自宅にこもっていた約3ヶ月間、食事などの買い出しは、ごく親しい芸人仲間が行っていました」(テレビ局社員)

 芸人としての井上はナルシスト&ポジティブなキャラクターがウケているが、やはり今回の一件は自省しきりの毎日だったようだ。

■週刊誌の張り込み部隊は空振りに

 前出のテレビ局社員が明かす。

「先輩が電話やLINEで連絡をとっても、井上からはなかなか折り返しがなかったそうです。その一方、ある芸能関係者が励ましのLINEを送った際には、井上から『自分はもうダメかもしれない……』などと弱気な言葉を漏らしたこともあったとか。相当、情緒不安定になっているようです」

 また、井上の様子を見張っていたマスコミもいたようだが、“あまりにも動きがない”ということだけが浮き彫りに。

「謹慎中の井上が“女遊びでもしていたら……”と思って張り込んでいたのですが、家からの出入りはまったくナシ。インターホンも外していて、完全に外部をシャットアウトしていたようです」(週刊誌記者)

 ほとんど誰とも関わらず閉じこもっていた井上だけに、彼の精神・体調面を心配する芸能関係者も多かったという。会見では「明確な復帰時期は未定」と説明されたが、まずは公の場に出てこられるようになっただけでも安心といえそうだ。これからは責任ある行動を見せていってほしい。

文・橘カイト(たちばな・かいと)※1979年島根県生まれ。編集プロダクションを経て、フリーに。週刊誌などで芸能関係の記事を執筆。また、民俗学などにも精通し、日本のタブーにも数多く取材。主な著書に『真相!禁忌都市伝説』(ミリオン出版)ほか多数。