アンカーを務めた遠藤。パスミスが目立った。写真:川本 学

写真拡大

 ACL・2節のG大阪対済州ユナイテッドが3月1日、市立吹田サッカースタジアムで行なわれた。
 
 ホームのG大阪は3-5-2を採用。GKは東口。3バックは左からファビオ、三浦弦太、金正也。アンカーに遠藤保仁、2枚のインサイドハーフに今野泰幸と井手口陽介が入り、ウイングバックは左に藤春廣輝、右にオ・ジェソク。2トップをアデミウソンと倉田秋が組んだ。
 
 前半、G大阪は済州・Uの高い位置からのプレスに苦しみ、攻撃がまったく組み立てられない。27分には、頼みの遠藤があっさりとボールを奪われてカウンターを食らいそうになるなど、手を打てないまま時間だけが経過した。
 
 そんななか迎えた39分、相手セットプレーで決定的なヘディングシュートを許してしまう。これは、なんとかGK東口のファインセーブでしのいだものの、押し込まれて劣勢を強いられ、いつゴールを奪われてもおかしくない展開が続いた。
 
 そして前半終了間際の43分、相手セットプレーからのクロスを遠藤がクリアミスし、オウンゴールで先制点を奪われる。さらに45+1分、イ・チャンミンにミドルを決められて2失点目。一気に2点を叩き込まれ、0-2で前半を折り返した。