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RJCリサーチとナイトレイは2月17日、「インバウンドレポート2016」(2016年1月〜12月)を発行した。

○買い物スポット1位は「六本木ヒルズ」

同レポートは、ナイトレイが提供する訪日外国人のSNS解析ツール「inbound insight」を使って解析したデータを基に、RJCリサーチが訪日外国人の口コミ発信地点情報を中心に集計・分析したもの。集計対象は微博やTwitter等の投稿約92万件で、全国の観光スポットを5部門に分類した。

2016年の総合ランキング1位は「USJ」(SNS投稿数8,456件、SNS投稿量スコア2万2,555ポイント/プレイスポット)。2位は「東京ディズニーランド」(7,237件、1万9,178ポイント/プレイスポット)だった。同レポートは「両施設ともオールシーズン型であることと、思わずSNS投稿したくなるような多様な感動を提供していることが年間総量を押し上げた」と分析している。

以下、3位「富士山」(4,488件、1万1,814ポイント/自然スポット)、4位「東京タワー」(4,332件、1万1,373ポイント/見物スポット)、5位「大阪城」(4,184件、1万713ポイント/見物スポット)と続いた。

総合ランキング上位50位を都道府県別にみると、東京都内が25地点でトップ。部門別では、歴史的建造物やランドマークを見ることを主に楽しむ「見物スポット」が16地点で最も多かった。

部門別ランキングのうち、グルメスポットの1位は「築地市場」(1,983件、5,314ポイント)。ショッピングスポットの1位は「六本木ヒルズ」(1,667件、4,418ポイント)となった。

(御木本千春)