名古屋グランパスは9日、元日本代表MF田口泰士(25)との契約を更新したことを発表した。

▽沖縄県出身の田口は、2009年に流通経済大学付属柏高校から名古屋入りすると、秀逸なパスセンスを武器に、在籍8シーズンでJ1通算121試合7得点を記録。主将に就任した昨シーズンは27試合2得点の成績を収めたが、チームをJ2降格の危機から救うことができなかった。代表キャリアにおいては2014年にA代表デビュー。これまで3試合のキャップ数を記録している。

▽複数のJリーグクラブからの関心が囁かれる中、名古屋への残留を決意した田口は、クラブの公式サイトを通じて来季での"J1昇格"を誓っている。

「昨シーズンはたくさんのご声援をいただき本当にありがとうございました。ファン・サポーターの方々をはじめとする多くの皆様に支えていただいたにも関わらず、 J2降格という結果を招いてしまったことに責任を感じています」

「今日まで皆様にはご心配をお掛けしましたが、この悔しさを晴らすために 今シーズンもグランパスのユニフォームで闘うことを決めました。"J1昇格"に向けて、チームとしてもいちプレーヤーとしても常に成長を心掛けていきます。今シーズンの最後にはクラブに関わる全員で"J1昇格"という大きな喜びを分かち合いましょう」