画像はイメージです。画像出典:George Alexander Ishida Newman / Bus ride (from Flickr, CC BY 2.0)

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バスの乗り方はおおまかに分けて、前扉から乗車して定額運賃を支払うタイプと、中扉から乗車し整理券を取った上で、距離に応じた運賃を支払うタイプの2つが主流とされている。たった2つのパターンですら、自分が乗り慣れていない方式に直面すると戸惑うのだが、千葉県を走る一部のバスでは主流とはまた違った「前乗り運賃前払い方式」を採用。その難度が高すぎるとTwitterで話題になっている。

恐怖の「前乗り運賃前払い方式」


11月27日、前乗り先払い方式も後ろ乗り整理券方式も経験し、大体のバスは乗れるだろうと思っていたという人が「千葉県でバスに乗ったら『前乗り停留所事前申告払い』という新しい乗り方に遭遇して死にかけたことがある」とツイート。「バス停の名前覚えてないと行けないの凄いと思った」らしい。これに対しては「どういうことなの…謎すぎる」「恐ろしいシステムだ。土地勘ない人は絶対戸惑う」という声が上がり、バスの乗車ルールの難しさに頭を悩ませる人が多く見られた。

「前乗り運賃前払い方式」とは、前扉から乗車した時に運転手さんに行き先を告げ、その場で運賃を払うというシステム。乗った時点で目的地を正確に申告しなければならないため、「バスでのぶらり途中下車の旅が不可能www」「急に腹痛になって降りたくなった場合どーすんの?」という反応もでている。

千葉県以外にも存在するらしい


「前乗り運賃前払い方式」は千葉に限ったことではなく、神奈川県の「神奈川中央交通」や、奈良県を走る「奈良交通」、東京都下を運行している「小田急バス」などでも採用されている。これらの地域の住人は「前乗り運賃前払い方式」に慣れているせいか、「全国区じゃなかったのか…。当たり前だと思ってた」「慣れだよ、慣れ。っていうかもう普通のことだし」と、さほど難しいことだと思ってはいないようだ。