今使っているノートPCでも指紋認証が使える!後付で指紋や顔認証が使える顔認証カメラと指紋認証リーダーが登場

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インターネットを見ていると、情報漏えいや流出、セキュリティの危険を指摘するニュースは後をたたない。
情報が漏えいしたり、流出したりするケースで多いのが、パソコンからのデータ流出だろう。
特に、ノートPCは、持ち出したり、移動させたりできるため、情報漏えいするリスクが高い。

ひとたび情報が漏れてしまえば、企業の信用を損ねたり、莫大な損害賠償に発展したりすることもある。

そうした背景から。最新のWindows 10パソコンでは、パスワードやPINコード、指紋認証によりロック機能にも対応している。
特に、指紋認証に代表される生体認証は、手軽にセキュリティレベルを上げることができるため、採用されるケースが増えている。生体認証であれば、簡単に他人が成りすますことは、まずできないからだ。

ただ、指紋認証に対応したノートPCは、数が多くないのが悩ましいところだ。

しかし、そんな悩みを解消するアイテムが登場した。
マウスコンピューターから発売された顔認証カメラ「CM01」と指紋認証リーダー「FP01」だ。、
これらのアイテムを使えば、既存の指紋認証リーダーが搭載されていないパソコンでも、指紋認証が利用できるようになる。
直販サイトでの価格は、下記の通り。
顔認証カメラ「CM01」が7,980円(税別・送料込)
指紋認証リーダー「FP01」が4,980円(税別・送料込)

■生体認証の基礎知識
生体認証は、人間の身体的な特徴を使って個人を識別する認証方式のことだ。

生体認証には、いくつかの方法があり、下記は、代表的な生体認証だ。
・指紋
・顔
・虹彩
・音声
・掌紋(手のひら)
・静脈
指紋認証はすでにスマートフォンなどでも多くの機種で採用されている。
虹彩認証は、瞳孔の周囲の色が付いた部分を使って個人を識別する方法だ。
最近ではSamsungや富士通、ZTEのスマホなどでも採用されている。
静脈認証は、銀行のATMで使われており、非常に高いセキュリティを備える。

いずれの生体認証も、本人しかロック解除できないため、成りすましを防ぐことができる。

■USBポートに装着するだけで、生体認証を追加できる
顔認証カメラ「CM01」は、カメラに顔を向けるだけでログインできる生体認証装置だ。
顔の特長を立体的に識別するため、写真や映像による成りすましを防ぐことができる。


カメラに顔を向けるだけでログインできる、顔認証カメラ「CM01」


指紋認証リーダー「FP01」は、センサー部分を指でタッチするだけでログインできる生体認証装置。
360度、どの方向からタッチしても指紋の認証が可能となっている。
USBポート装着時、突出部は約10mmと小さいため、ノートPCでも本体に取り付けたまま持ち運びすることも十分できる。


センサー部分を指でタッチするだけでログインできる、指紋認証リーダー「FP01」


どちらの製品も、
・OSにWindows 10を採用している
・使える(使用していない)USBポートがある
上記の条件をみたしていれば、利用できる。
初期設定は、Windows10のセキュリティ機能でログイン設定が行えるので、特別なソフトを入れる必要はない。
さらにマルチユーザー対応なので、家族やグループなどの共有パソコンでも、ユーザーを識別させて使うことができる。

現在使っているパソコンのセキュリティを強化したい人にとって、顔認証カメラ「CM01」と指紋認証リーダー「FP01」は、強い味方となってくれるだろう。


ITライフハック 関口哲司