肉アンバサダーならぬTERIYAKIアンバサダーの宮川あずさです!今回で13回目の投稿となるあずメシは、私の大好きなテリヤキスト肉山の光山29さんも絶賛されているお店、三田の住宅街の地下に潜む「日本料理 晴山」をご紹介させていただきます!

目にも美しい先付

「焼き茄子のすり流しと白バイ貝と蓴菜」
すり流しの茄子はほのかに焼いた香ばしさが残る。白バイ貝の食感と、喉越しの良さ。1度焼いた茄子を擦るなんて手間のかかる料理自分では到底出来ない。繊細な仕事を施した職人技に技の光る先付に一口目から充実感を味わう。

夏の名物、鮑うどん

「名物 鮑うどん」
鮑の上には雲丹、分厚い鮑と肝のソース、稲庭うどんにもその肝が和えてある。これが噂の、期待は高まる。雲丹の甘み、鮑の柔らかさ、そして肝と和えた稲庭うどんの喉越し。この3拍子が重なりあった美味しさには涙が出るほど…本当に美味しいものを食べると無言になる、まさにそんなお料理。

白菜と鱧のしゃぶしゃぶ

鱧料理は2種類。
鱧は揚げたものと写真にある生のまましゃぶしゃぶにしたもの。白菜のしんと玉ねぎを千切りにしたものと一緒に頂く。揚げた鱧はちり酢でさっぱりと、生のまましゃぶしゃぶにした鱧は赤柚子胡椒の辛味を足して
それぞれ違う味を楽しむ。どちらも美味しくお出汁まで鱧と野菜の旨味が染み渡り、一気に飲み干してしまった。鱧の美味しさを存分に楽しめる2種類の絶品 鱧料理!

飛騨牛をまぶした炊き込みご飯

お肉好きな私が思わず興奮した料理がこちら、「飛騨牛のまぶしご飯」。土鍋で炊いたご飯の中にはは紫蘇と新蓮根が混ぜてある。新蓮根のシャキシャキとした食感と紫蘇のいい香り。ハフハフしながら食べるご飯が本当に美味しく、心に沁みる。「日本人で良かった」和食の素晴らしさを改めて実感した、土鍋の炊き込みご飯。

三田にある隠れ家のような名店「日本料理 晴山」さん季節毎にメニューが変わるため、今回は夏の15000円コース。この時期しか食べることの出来ない噂の鮑うどんは期待以上の美味しさ。肝と雲丹のマリアージュに悶絶。食べ終わるのが惜しいほど…一つ一つとても丁寧に作られたお料理、この魅力に皆惹き付けられるのであろう。予約困難ではあるが、また是非伺いたい。