暑い日が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。ころぽっくるです。先日、妻の誕生日お祝いで食べに行ったお店がとても美味しく、かつ、どこかアットホームな雰囲気の素敵なお店だったので御紹介です。

感じの良い店員さんに迎えられ、まずは豚肉リエットとパン

青山学院大学の裏手のマンション2階にひっそりと構えるお店。ドアを開くと感じの良い店員さんに迎え入れられました。「おしゃれ」っていうよりも、「どこかアットホーム」を感じさせる雰囲気です。もちろん「上品さ」も兼ね備えられています。パートナーの方とたまには二人で!といった時にピッタリな感じのお店です。かしこまりすぎていないので、気軽に楽しめそうな感じだなと思いました。
コースは、7,000円、メインが選べる10,000円、シェフおまかせの12,000円といったラインナップ。私は10,000円を選びました。豚肉のリエットとパンで幕あけ。このリエットがまた美味しかったです(これでパン食べ続けられるレベルです)。

安定のフォアグラとマンゴーのソテー

さてさて、コースは生ハムと桃のコンポートで爽やかに始まり。ハーブも添えられていて、爽やかな口あたり。次に続くは、玉ねぎのシャーベットと玉ねぎのパイ。こちらのお店、後述しますが玉ねぎの料理が抜群に美味しい。玉ねぎのシャーベット、玉ねぎのタルトは、ともに自然な甘みが素晴らしく、玉ねぎ嫌いの妻も喜んで食べておりました。
そしてそして、フォアグラ。ソテーされたマンゴーとの組み合わせは初めてでしたが、とても美味しかったですね。ちょっぴり添えられているフランボワーズソースも、口直しにいい感じです。フォアグラ・マンゴー・フランボワーズを一緒に食べてもまた美味しい。単純にフォアグラのソテー一つもいいですが、たまにはこんな組み合わせもいいものです。

正直、メインを超えるかも!?ジャガイモとイワシのテリーヌ

かなり感動した料理がこちら。ジャガイモとイワシのテリーヌーイワシのスープ添えー。もちろんお店のスペシャリテ。※ジャガイモなので、ヴォリュームもあるのでご注意を。これが本当に美味しかった!!!イワシのほんのり感じる苦味と、トリュフの風味、外側を包むベーコンが相俟って、素敵なハーモニーを奏でます。
また、小さなカップに添えられているイワシのスープ。こちらが、かけてもよし、飲んでもよしでまたうまい。これで大満足と言ってもいいくらいに感動した一品です。皆さんも訪れた際は、ぜひ!!そしてそして、この後に続いた玉ねぎのスープがまた良かった(フォアグラのソテー入り)・・・。とメインのお魚とお肉を残して、質・量ともに感動できるレベルです。

爽やかなきゅうりのソースでいただくお魚

かなりお腹もいっぱいになってきた中で出てきた、こちらのお魚料理(すいません、何の魚か忘れました・・・)。かかっているのが、「きゅうり」のソース。こちらも初めてでした。爽やかさがって、お腹がいっぱいになりつつあった私ですが、美味しくいただけました。八角(ハーブの一種です)のグラニテで口直しをしたのち、メインの子羊のソテーをいただきました(他にも軍鶏や和牛も選べました)。
付け合わせの野菜に至るまで、絶妙な火入れで最後の最後まで感動しました(繰り返しますが、本当にお腹いっぱいでした)。デザートは、桃のコンポートを選び、お茶菓子にはとうもろこしとポルチーニのブリュレ(これまたお初!)。シェフにも見送られ、素敵な一夜となりました。

いかがでしたか。1986年にオープンし、老舗の風格すら感じさせるフレンチです。どの料理をとっても、「失敗なんかない」というのがひしひしと伝わって来る素敵なお店でした。ありがとうございました。