ベンゲル監督「1位はいいが残りの順位はゴミ」も…レスターにつけた黒星に胸を張る

写真拡大

[5.15 プレミアリーグ第38節 アーセナル4-0アストン・ビラ]

 プレミアリーグは15日、最終節を行った。3位アーセナル(勝ち点68)はホームで最下位アストン・ビラと対戦し、FWオリビエ・ジルのハットトリックなどで4-0の完封勝利をおさめた。

 同日、2位トッテナム(勝ち点70)が18位ニューカッスルに敗れたため、アーセナルが2位に浮上。2位でシーズンを終えるのは、2004-05シーズン以来、11シーズンぶりのことになった。

 試合後、アーセナルのアーセン・ベンゲル監督は「私たちはリーグで2位だが、1位になりたかった。もし1位になれなければ、10位や12位と変わらない」と言うと、「1位はいいものだが、残りの順位はゴミだ」と言い切った。英『ミラー』が伝えている。

「いみじくもサッカークラブで働いているのならば、すべての試合で勝たなければならないし、もっと準備を入念にしなければならない」

 20勝11分7敗でシーズンを終えたアーセナル。指揮官は「もっと私たちは勝ちたい。1番になりたいんだ。とはいえ、私たちはプレミアリーグで勝ち点70を獲得した。これは簡単なことではない」と悔しさをのぞかせつつも、今季の戦いぶりに改めて胸を張った。

「レスター・シティの優勝は例外的だと見なければならない。彼らは3試合しか負けなかったが、そのうちの2敗は私達によるものだ」

「他のチームにも目を向けなければならない。私たちは2位には満足しない。だけど残りのチームは私達の後ろにいる。そう考えればこの順位も悪いものではない」


●プレミアリーグ2015-16特集