現役バーテンダーが教える 婚活に不向き! 1杯だけで帰ったほうがいいダメなBAR

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人がそうであるようにBARも見た目だけで良し悪しを判断できない。

お洒落でオトナな雰囲気に惹かれて入ったBARが全てアタリとは限らないのだ。なかには外観に反し、居心地の悪いところもある。

そこで、現役バーテンダーのKさんに、1杯だけで帰ったほうがいいダメなBARの見抜き方を教えてもらった。

格式の高さを押しつけてくる

我々がBARと聞いてイメージするのは、白シャツに黒ベストといういかにもスタイルのバーテンダーがいる、いわゆるオーセンティックなBAR。

たしかにこういったBARはムード満点。しかし、オーセンティック過ぎるのも考えものである。

まず、格式が高過ぎるあまり、空気が重くなりがち。そして、その堅苦しさを客に強要するようなところだともう最悪。

場に合わせて「大人な自分」を演じなければならない。

会話の8割が下世話な話というような俗っぽい人には居心地が悪すぎて仕方ないだろう。

お酒を飲みに来ているのに過度なストレスを感じる人は1杯でさくっと出たほうがよい。

犬や猫がいる

「猫カフェが流行っている昨今、こんなことを言うのも野暮かもしれませんが」とKさんが前置きしたうえでの話。

「やはり飲食店に動物を入れるのは… 衛生的に問題ですよね。もし、お客さんがペットを連れてきたら、たとえ常連さんでも帰ってもらいますね」

看板ネコなどがいるBARやスナックも存在しているが、バーテンダーという仕事に誇りを持つKさんには犬や猫でも動物を店内に入れることは考えられないそうだ。

マスターの趣味が出過ぎている

店内のBGMに耳を傾けてほしい。ジューダス・プリーストやヴァン・ヘイレンばかりだとヘビメタ好きだと推測される。

こうしたマスターの趣味を押し出している店には同類たちが集まってくる。

行き場を失ったヘビメタ好きが集い、夜な夜な共通の趣味の話題で盛り上がるのだ。

自分も好きなら問題ないのだが、全く興味がないものだとかなりツラい。

カウンターに女性が立っている

女性のバーテンダーやアルバイトの女の子がカウンターに立つ店も危ない。

そういったBARには、その女の子目当ての下心の塊のような男がうじゃうじゃやってくる。

つまり、女性がひとりで入ろうものなら、「次のターゲットがきたぞ」と狙われてしまうのだ。

そして、そんな店に平気で通う女性客もかなりの変わり者。

男女ともに珍獣しかいないので興味本位で1杯だけ飲む分には面白いだろう。