キーワードは“組合わせ”!痩せにくい“お腹周り”を引き締める3つのポイントって?

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春夏シーズンに向けて、みなさんヘア、メイク、ファッションと様々と仕度を整えていると思いますが、同時にボディラインの露出も多くなる季節に向けての準備も順調でしょうか? 冬の間は厚着でごまかせていたボディライン。すっかり緩みきってしまっていて「エクササイズダイエットに取り組まないと!」と慌てている方も少なくないでしょう。

その中でも、特に痩せにくい(贅肉を落としにくい)ことで真っ先に挙がるパーツの1つが“お腹周り”。今回はそんな痩せにくい“お腹周り”を引き締めるポイントを紹介します。

 

エクササイズのポイントは?

“お腹周り”を引き締めるエクササイズの参考にしたいのが、ヒラリー・ダフが実践したエクササイズです。2012年に長男を出産し、ゆっくりと時間をかけて妊娠前のボディラインに戻した彼女ですが、その秘訣として「痩せるための鍵、特に頑固な産後のボディには、運動を常に進化させることが必要よ」と語っています。

出典:instagram

そんなヒラリーが行っていたエクササイズは、ゆったりとした動きの「ピラティス」と、「縄跳び、ランニング、ボクシングを3分間行った後、1分間の休憩を挟んで、傾斜のある坂を駆け上る」という激しい有酸素運動を組み合わせたものだったそうです。



以前紹介した中村アンさんが実践する“クロスフィット”やスカーレット・ヨハンソンが実践する“TABATA”と同様、「ゆったりした動きの運動」と「激しい有酸素運動」を組み合わせることがエクササイズのポイントということですね!!

 

|食生活のポイントは?

ハーバード大学が行った研究によると、73%もの人が体重減少を抑制する細菌を持っているということが判明しており、その原因として、加工食品、炭酸飲料などの食品から摂取された成分が、その細菌に餌を与え、ダイエットの成功をより難しくしているそうです。



つまり、お腹周りの贅肉を落とすのためにエクササイズダイエットをするなら、同時になるべく加工食品や炭酸飲料などの食品を断つことも必要です。

 

|栄養補給のポイントは?

しかしながらエクササイズや食事制限をしても、“お腹周り”の贅肉は解消できないのがという方も少なくありません。そこで「お腹周りの脂肪(贅肉)に効果絶大」と言われる即効性の高い栄養成分を3つ紹介します。



 

(1)共役リノール酸(CLA)
この「共役リノール酸(CLA)」には

1.脂肪を分解する酵素に働きかけ、脂肪を燃えやすくする
2.体内で細かくされた脂肪を燃焼させる
3.脂肪の蓄積を徹底的に抑える

という3つの作用があります。牛乳やチーズなどの乳製品に含まれており、体内ではほとんど作ることのできない成分で1日の摂取量の目安は1000mg〜2000mgとされています。しかしながら日本人の食生活での平均摂取量は約200mg以下と言われていて、乳製品をよく食べる欧米人と比べるとかなり低いのが実情です。不足分はサプリメントで補うのがベターとされています。

(2)フコキサンチン
脂肪には白色細胞組織と褐色脂肪組織の2種類ありますが、この「フコキサンチン」は身体に溜まりやすい白色細胞組織の脂肪を熱に変えるので脂肪燃焼が絶大です。この「フコキサンチン」はワカメや昆布などしか含まれていない大変貴重な成分で、脂肪燃焼に効果的ですが、食事ではわずかしか摂取ができないので、こちらの成分もサプリメントでの摂取が望ましいとされています。また抗酸化作用もあるため、生活習慣病やがん予防などにも効果がある注目成分です。

(3)プレグナングリコシド
この「プレグナングリコシド」はファイトケミカルの1つで、体内でATPクエン酸リアーゼをブロックすることで脂肪を生成できなくし、さらにマロニル補酵素Aという脂肪酸を合成に関わる物質をブロックすることで、肥満の原因である脂肪を燃焼させて、体重減少に繋がる栄養成分です。インドで生のままピクルスなどにして食用されている「カラルマ」という多肉植物に多く含まれている成分ですが、こちらも日本の食生活では摂取できない成分のため、サプリメントでの摂取がオススメの成分です。

 

エクササイズ、食生活、そして栄養補給。これらすべての“組合わせ”が痩せにくい“お腹周り”を引き締めるために必要ということがお分かりいただけたかと思います。頑固な贅肉を落とすには地道にゆっくりと時間をかけることも大切です。ぜひ参考にしてみてください。