研修後、堀江社長と記念撮影するPJ

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東京都港区のライブドア<4753>本社で13日、同社のニュースセンターに認定されたパブリック・ジャーナリスト(PJ)を対象とした勉強会「第1回PJ塾」が開かれた。「PJ塾」は今後もパブリック・ジャーナリストを対象に月1回程度開かれる予定。

 講師は同ニュースセンターのセンター長補佐で、自身もPJとして活動する小田光康氏。約1時間の講義の中で、ジャーナリズム教育の歴史と諸外国の現状などについて話した。その中で、ジャーナリズム教育が日本で根付かなかった原因を大学と産業界の状況から説明し「PJと大学との連携を構築することで、ジャーナリズムの理論と実践を融合する仕組みを作りたい。そうすることでPJがプロに匹敵する原稿を書くことができる」と力説した。また、「新しい仕組みは一夜にしてできるものではないので、じっくりと蓄積していきたい」とも述べた。

 講義後の懇親会にはライブドア・ニュースの記者も加わり、個々人が思うジャーナリズムのあり方やPJとして何をすべきかについて、予定を大幅に超える3時間半にわたり熱く語り合った。参加者の一人は「こうした場で(PJとしての)意識を高めたい」と杯を乾かした。別の参加者は「PJを異業種交流のような場と捉えている。PJ塾にもまた参加したい。普段は疑問点や思いを文章にぶつけ、塾で他のPJと議論したい」と今後の意気込みを語った。【了】