新婚なのに大丈夫なのか「まれ」99話
夫も父もピンチで、希（土屋太鳳）は心配だらけ。
圭太（山崎賢人／崎の大は立）が倒れたのは、弥太郎（中村敦夫）が脳梗塞で入院し、塗師屋の仕事をひとりできりもりして無理がたたったからでした。
一方、徹は会社存続に奔走するもなかなか難しく、息子一徹（葉山奨之）に２０００万円貸してくれると言われたものの父のプライドから断って（え〜）、自己破産を覚悟します。
今日の、小姑ツッコミ
弥太郎が倒れたことを、なんでも筒抜けの能登ネットワークがなぜ希に伝えないの？ というツッコミは、圭太が口止めしていたからということで封じられました。
が、これまで能登のひとたちは、なんでもぺらぺらしゃべってしまっていましたから、これほど大事なことをこっそり伝えるおせっかいさんがひとりくらいいると思うんですよね、と一応ツッコませていただきます。
今日の、余計なお世話ですが
希がフランス修業を控えているタイミングで、圭太もフランスの会社とのコラボを進めていました。まさか夫婦でフランスに行っちゃうのかしら？
希と圭太、これだけ離れて暮らしているのだから当然セックスレスだと思うのですが、新婚なのに大丈夫なのかと心配なので、余計なお世話ですが夫婦水入らずでフランス行ったほうがいいと思います！
圭太に「食べさせてくれるんじゃないがけ こういう時っちゃ」と催促されて、希がおかゆを食べさせる初々しさ、希のドキドキを鳩の声が代弁しているかわいさは、重ねて余計なお世話ですが、夫婦の関係とは思えず、まだまだ恋愛初期段階って感じ。
ちょっとアゴ髭が残っている圭太は色っぽく、希の肩で眠る画も完璧。
土屋さんと山崎さんは、人気漫画原作の恋愛映画「orange-オレンジ-」でも共演することが発表されました。この高低差カップルはやっぱり夫婦よりも恋人未満関係が似合っています。
今日の、深読み
圭太を悩ます気難しい蒔絵師・葛西役で、「カーネーション」に出演していたほっしゃん（星田英利）が出演。いきなり出てきていきなりハイテンションだった彼の活躍の場は、これからあるのでしょうか。「カーネーション」では、ヒロインをもうひとりの男（綾野剛）と取り合う役だったほっしゃんの登場は、圭太と大輔（柳楽優弥）と希の今後を暗示しているのでしょうか（深読み過ぎ）。
（木俣冬）
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いまひとつ視聴率が伸びないが、奮闘は讃えたい。NHK朝ドラ「まれ」おさらい（54話までを総括））
