カリフォルニア州のヨセミテ国立公園には高さが約3300フィート(約1000m)の巨大な一枚岩・エル・キャピタンがあります。AppleがWWDC2014で発表した「Mac OS X Yosemite」に続いて、WWDC2015で発表した「El Capitan」の名前の元ネタでもあるこの岩を、Googleが初めての垂直方向のストリートビューの対象に選択。3人の伝説的なクライマーが登っていくところを撮影しています。

Official Google Blog: Vertical Street View of the world’s most iconic rock wall: Yosemite’s El Capitan

http://googleblog.blogspot.jp/2015/06/vertical-street-view-of-worlds-most.html

登ったのはリン・ヒル、アレックス・オノルド、トミー・コードウェルという3名のクライマー。

特設サイトでは撮影の裏側なども見ることができます。

Street View Treks: - About - Google Maps

https://www.google.com/maps/about/behind-the-scenes/streetview/treks/yosemite/



まず表示されているのは、今回の撮影で使われたエル・キャピタンの南西壁と南東壁の境目、「ザ・ノーズ」と呼ばれる登攀ルート。この画面を上の方にスクロールしていくと……



「THE BASE OF EL CAPITAN」という項目が出現。「EXPLORE」をクリックすると……



エル・キャピタンの基部、高さ21mのところでリン・ヒルが登るための準備をしています。画面上にはいくつかマーカーが表示されていて、クリックすると説明を読むことができます。



さらにスクロールしていくとじわじわとマップ上に登攀ルートが描かれていき、それぞれのポイントでの様子が見られます。



たとえば高さ350mの「EL CAP TOWER AT NIGHT」だと……



オノルドがメールチェックをしていました。



この「Street View Treks」のそれぞれの場面からも、左下の「GOOGLE MAPS」をクリックすることで該当するストリートビューにすぐに移動できます。



オノルドの後ろに、合流したコードウェルが立っているのがわかります。

岩の割れ目を指でしっかりと掴み、次のステップを狙うリン・ヒル。

「ザ・ノーズ」の突端部を過ぎ、リラックスするオノルド。

上から見下ろすような角度でも見られるのがストリートビューのいいところ。

撮影は、この「ザ・ノーズ」を初めてフリークライミングで登り切ったリン・ヒルによる登攀と、通常は3日から5日かけて登る「ザ・ノーズ」をわずか2時間33分で攻略したスピード記録を持つアレックス・オノルドによる登攀との2回行われたそうです。

ちなみに、ストリートビューとは関係なく、Mac OS X El Capitanは6月23日(火)に開発者向けのbeta2(ビルド15A204h)がプレリリースされたところ。パブリックベータ版は2015年秋には公開されるのではないかと予想されています