ブルペン入りしたヤンキースの田中将大[Getty Images]

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 右手首の腱炎と右前腕部の軽い張りで、故障者リスト入りしているヤンキース田中将大が、現地時間12日(日本時間13日)に故障後初めてブルペンで投球練習を行った。

 この日はノーワインドアップとセットポジションからそれぞれ15球ずつの投げ込み、計30球投げた。田中のブルペン入りに米サイトのMLB.com掲示板では「好調のヤンキースに田中とノバが戻ってくれば言うことなし」、「いいニュースだ」と喜びのコメントが相次いでいる。

 続いてNBCsports.comの掲示板では「いいニュースだ。ヤンキースファンじゃないけど、トミージョン手術は避けられないと思う。でももしかしたら復帰するのか!?彼のピッチングは見ていて面白いしね」、「田中とノバの2人が復帰すれば、ヤンキースはチャンスだね。全員が健康であれば95勝も夢じゃない。健康であればの話だけど」とブルペンでの投球練習を喜んではいるが、右肘の状態を心配するファンもいるようだ。

 一方で、ESPN.comでは「なぜ手術に踏み切らないのか理解に苦しむ」と厳しい声もあった。

 ひとまず、復帰に向けて第一歩を踏み出した田中。今後も田中の動向に目が離せなさそうだ。