マンチェスター・ユナイテッドGKデ・ヘアが見せた超高精度ロングパスが話題に

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4月12日に開催された、マンチェスター・ユナイテッド対マンチェスター・シティによるマンチェスター・ダービーは、両チーム合計6点の壮絶な打ち合いをマンUが4-2で制し、公式戦6連勝を達成した。中でも、同点ゴールを演出したマンUのゴールキーパー、ダビド・デ・ヘア選手の超ロングパスが大きな話題となっている。

前半14分、バックパスを受けたデ・ヘア選手が、左サイドのマルアン・フェライニ選手に約60メートルのパスを届け、左サイドのアンデル・エレーラ選手にボールが渡る。ここから上がったクロスに合わせたアシュリー・ヤング選手は、ディフェンダーに体勢を崩されながらも強引にシュートを叩き込み同点とした。

デ・ヘア選手のとっさの判断と、ターゲットとなったフェライニ選手とエレーラ選手の連携が見事にハマり、この同点弾が大量4得点の口火となった。試合後にはマンUのファン・ハール監督も、マン・オブ・ザ・マッチとなったヤング選手を讃えつつも「デ・ヘアのプレーからヤングのゴールが生まれ、自信を取り戻すことができ、ゲームもプラン通りに進んだ」とコメントしている。

勝ち星に恵まれなかった時期に“ロングボール・ユナイテッド”と揶揄されていたチームも、この日は守護神の驚異的な精度を誇るロングボールに救われ、ダービー連敗を4で止めている。