引き続き行われた公開会議の第2セッションでは、「目指すべき北東アジアの平和秩序と平和への課題」と題して議論が行われました。北東アジア地域を取り巻く状況の変化に対応するため、既存のシステムを放棄することなくアップデートし続けていくことが重要に冒頭、日本側から元防衛事務次官の西正典氏が問題提起を行いました。西氏はまず、北東アジア地域は軍事、経済両面において「世界最大のホットスポット」と評した上で、