米国を除く環太平洋連携協定(TPP)参加国は8日、南米チリの首都サンティアゴで新協定「TPP11」に署名した。協定文が確定し、各国は国内の承認手続きを本格化させ、早期の発効を目指す。各国の手続きは順調に進み、発効は当初予定していた「2019年の早い時期」から「年内」に早まる可能性も浮上。日本は重要品目も含めた農産物の大幅な市場開放を迎える日本からは茂木敏充TPP担当相が出席した。公表した閣僚声