日本では争点とならない外国人に関わる政策前稿(加藤 2017)では、(1)日本における外国人(外国籍の人に加え、元外国籍で現在は日本国籍に帰化した人や、いわゆるダブル(ハーフ)の子どもなど外国に由来する人々も含む)は近年増加の一途を辿っていること、(2)とくに労働の世界における「外国人依存度」が高まっており、私たちの日常生活は外国人による労働と無関係でいることがますます困難になってきていること、(3)将来