ギネス世界記録! 脳の限界に挑んだ記録5選「円周率 6万7,890ケタ」

写真拡大

「人間は頭脳の○%しか使っていない」なんていわれます。「全開にしたら、すごいことができる」んだそうですが、そんな主張を信じてしまいそうになる「脳の限界に挑んだ世界記録」をご紹介します。

●30分間で記憶した最も大きい10進法の数字
ジーモン・ラインハート(ドイツ)は、2011年9月16-17日の『ドイツオープン』で1,400ケタの数字を暗記しました。彼はまず30分で40列から無作為に選ばれた数字を暗記し、1時間かけて覚えた数字を暗唱したのです。

●15分間で覚えた最も多い名前と顔
ボリス・ニコライ・コンラッド(ドイツ)は2010年11月にハイルブロンで行われた『ドイツ記憶力選手権大会』で「201人分の名前と顔」を記憶しました。記憶力のグランドマスターとして世界第10位にランクされているコンラッドは、ドイツのミュンヘンにあるマックス・プランク精神医学研究所で神経科学者として勤務しています。

彼はまた、2011年2月4日、ドイツ、アウクスブルクのピュアリスト・バーで、2分間で記憶した最多誕生日の(21人分)の記録保持者でもあります。

●6ケタのルート計算の最速時間
2012年1月3日、プリヤンシ・ソマニ(インド)は、インド・スラートにあるロールデス・コベント・スクールで、「6ケタのルート計算」の10問を、トータル2分43秒、1問平均16.3秒で計算してのけました。

彼女は10歳のときからインターナショナルな頭脳スポーツの競技会に出場しており、8ケタの計算でも正解を出しています。

●暗記した「円周率のケタ数」世界一!
2005年11月20日、チャオ・ルー(中国)は、中国・陜西省にある『ノースウェスト・A&F大学』で「6万7,890ケタ」まで円周率を暗唱しました。(当時)この化学専攻の大学生は4年がかりで暗記。暗唱には24時間4分もかかりました。

また、暗唱する様子は26台のビデオを使って録画されました。

●年月日から曜日を当てる! 1分間で「何日分」答えられる?
1600年1月1日から2100年12月31日までの「年月日」をランダムに言われたら、瞬時にその日が何曜日か答えられますか? しかも1問でも間違ったらそこで解答は終了! というルールです。ヤスニエール・ヴィエラ・ロメロ(キューバ)は、アメリカ・フロリダ州のマイアミで2010年12月4日、この難題に挑み、なんと「1分間で93日分」解答したのです。

こういう記録を見ていると、人間の脳はすごいなあと思いますよね。もちろんバカな筆者などには逆立ちしてもできませんが(笑)。

『ギネス世界記録』は60年間、地球上の世界一を見い出し、紹介し続けてきた記録集です。本記事掲載の記録は『ギネス世界記録2014』編集時点のもので記録は更新されている可能性もございます。
(C)GUINNESS WORLD RECORDS LIMITED

⇒ギネス世界記録公式HP
http://www.guinnessworldrecords.jp/

(高橋モータース@dcp)