ギネス世界記録!言い過ぎ!世界で最も「ののしり言葉」が多かった映画

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洋画を見ていると、激高した登場人物たちが「Fu○k!」といったののしり言葉を使うシーンが出てくることがあります。一応禁句とされているワードですが、派手なアクションものの作品では頻繁に使われていたりしますよね。

では、こうしたののしり言葉が一番多く使われた作品は何なのでしょうか?

■一番使われたのはレオ様主演のあの映画!

『ギネス世界記録2015』には、「罵(ののし)り言葉が最も多い映画」という記録が掲載されています。これによると、2013年に公開された『ウルフ・オブ・ウォールストリート』という作品が「罵(ののし)り言葉が最も多い映画」とのことです。

『ウルフ・オブ・ウォールストリート』は巨匠マーティン・スコセッシが監督、レオナルド・ディカプリオが主演を務めた作品。実在する株式ブローカーの回想録が原作となっており、学歴もコネもない若者がウォール街で台頭して成功者となり、そして破滅に向かっていくさまが描かれています。

『ギネス世界記録2015』によると、上映時間180分の中でなんと687回もののしり言葉が登場したとのことです。平均すると、1分間に3.81個登場していることになります。ののしり言葉は先ほどの「Fu○k!」以外にもいくつかあるので、同じ言葉ばかりが連発されることにはならないと思うのですが、さすがに多すぎですよね。

本作は第86回アカデミー賞で「作品賞」「監督賞」「主演男優賞」など、5部門にノミネートされるほど評価されました。ののしり言葉がこれほど多くても、面白ければOKということでしょうか。

ちなみに、「Fu○k!」という言葉だけに限った場合、

・『サマー・オブ・サム』……435回(1分平均3.06回)
・『ニル・バイ・マウス』……428回(1分平均3.34回)
・『カジノ』……398回(1分平均2.37回)
・『アルファ・ドッグ』……367回(1分平均3.11回)
・『エンド・オブ・ウォッチ』……326回(1分平均2.99回)
・『ツイン・タウン』……318回(1分平均3.21回)
・『ワイルド・バレット』……315回(1分平均2.58回)
・『マーティン・ローレンス ザ・ライブ』……311回(1分平均2.75回)
・『ポケットいっぱいの涙』……300回(1分平均3.09回)
・『グッドフェローズ』……300回(1分平均2.06回)

といった作品が特に多いそうです。『ウルフ・オブ・ウォールストリート』と同じく、マーティン・スコセッシが監督した『カジノ』と『グッドフェローズ』がランクインしています。この監督はののしり言葉を登場させるのが好きなのでしょうね。

180分間で687回もののしり言葉が登場する『ウルフ・オブ・ウォールストリート』。もし見る機会があれば、カウントしてみてはいかがですか?

『ギネス世界記録』は60年間、地球上の世界一を見い出し、紹介し続けてきた記録集です。本記事掲載の記録は『ギネス世界記録2015』編集時点のもので記録は更新されている可能性もございます。

(C)GUINNESS WORLD RECORDS LIMITED

⇒ギネス世界記録公式HP
http://www.guinnessworldrecords.jp/

(中田ボンベ@dcp)