長友欠場のインテル、終盤に2度追いついてナポリとドロー

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 セリエA第7節が19日に行われ、日本代表DF長友佑都の所属するインテルとナポリが対戦。長友はベンチ外となった。

 2連敗中のインテルは、ホームで3試合ぶりの勝利を目指し、序盤から攻勢に出る。18分にエルナネスのスルーパスからマウロ・イカルディが抜け出し、右足のボレーシュートを放ったが、ゴール上に外れた。

 38分にもゴール前で競り勝ったエルナネスが、左足でのミドルシュートを放ったが、ボールはポストを直撃。前半をスコアレスで折り返した。

 後半もインテルが押し込む展開となったが、50分にナポリのロレンツォ・インシーニェに抜け出されてしまう。しかし、シュートがポストに当たったことで難を逃れた。

 インテルは、57分にエルナネスの右CKからネマニャ・ヴィディッチがヘディングシュートを放ったが、枠を捉え切れなかった。ゴールを奪えないまま終盤を迎えると、79分に失点。右サイドからスローインをゴール前に入れられると、ヴィディッチのクリアをナポリのホセ・カジェホンにゴール前で拾われ、右足でシュートを蹴り込まれた。

 終盤にリードを奪われたが、インテルも82分に追いつく。ドドの左CKからイカルディが頭で繋ぎ、最後は直前に途中出場していたフレディ・グアリンが右足で押し込んだ。

 終盤に点を取り合うと、試合終了間際の90分にナポリのカジェホンが浮き球を左足のダイレクトボレーで得点。しかし、直後にインテルも、エルナネスがドドからのクロスをヘディングで叩き込んだ。

 打ち合いとなった試合は、決勝ゴールは生まれずに、タイムアップ。2−2のドローに終わった。

【スコア】
インテル 2−2 ナポリ

【得点者】
0−1 79分 ホセ・カジェホン(ナポリ)
1−1 82分 フレディ・グアリン(インテル)
1−2 90分 ホセ・カジェホン(ナポリ)
2−2 90分 エルナネス(インテル)