インテルは5日のセリエA第6節でフィオレンティーナと対戦する。ワルテル・マッツァーリ監督は試合を前に、次のように話した。

「ヨーロッパリーグのカラバフ戦で我々は反撃した。相手が弱かったとか言わないでくれよ。サンテティエンヌを苦しめたチームだ。勝てば監督にとって仕事しやすくなるのは確かだがね。選手たちの意識に働きかけるのに、より士気が高い状態だからだ」

「(ズデネク・)ゼーマン監督がインテルを批判? 彼は我々について悪く言ったのではないと思っている。特殊なコンセプトを示したんだろう。私は記者というものを知っているしね。これ以上をつけ加える必要はないはずだ。一部の評論家がスタジアムの観客を影響することもあるが、それぞれがそれぞれの役割を果たしているということだ」

カリアリ戦終盤にマッツァーリ監督が口にしていたことについてはこう述べている。

「90分が終わるまで、監督にはベンチで選手たちに全力を出させるように鼓舞をする義務と権利がある。これまでにもっとひどいことを言ったことだってあるさ。私は意欲のある本物のチームを望んでいる。常にまとまり、壁とならなければいけない。私は夜中もチームのことを考えている」

カラバフ戦で選手が複数の選手が脚をつったことは、観客や関係者を驚かせた。

「エネルギーの消耗は筋肉だけのことじゃない。脳にも影響するんだ。選手たちは芝生を食べるくらいのつもりでやろうとしているんだよ。だが、サッカーは緊張ではなく、注意だがね。すべてを遠ざけなければいけない。インテルにおけるプレッシャーは大きなものなんだ」

「これからフィオレンティーナ戦だ。難しい試合だね。彼らは素晴らしいことをやってきた。負傷者が出て厳しい中でそれを見せている。(ロドリゴ・)パラシオ? 少し状態は良くなったが、まだトップコンディションでないことは確かだ。この試合が終わってから、代表ウィークも生かして、彼を取り戻せるかを確認する。ドドーは良くなっているが、これから検討しなければいけないね」