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日経BPは、全国5万5000人を対象とした「スマートフォンユーザーのネットワーク利用実感に関する満足度調査」の結果を公表した。主要3キャリアのユーザーに「エリア」「通話品質」「通信品質」の3項目などについての満足度を尋ねた調査で、すべての調査項目に対し、NTTドコモの実感満足度が最も高いことがわかった。

今回の調査は、全国47都道府県の15歳から59歳までのNTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイルユーザーを対象に実施したもの。「通話品質」は、「つながりやすさ」「音質のよさ(クリア、聞き取りやすい)」「ノイズがない」「途切れのなさ」など、「通信品質」は、「つながりやすさ」「通信速度」「途切れのなさ」などに対しての満足度として聞いた。

調査の主要3項目のうち「エリア」について、「満足」と回答したのはNTTドコモが40%で最も高かった。「やや満足」とした回答を含めると78.2%に達する。次いでKDDIが31.2%(やや満足を含めると70.3%)、ソフトバンクモバイルが23.2%(同61.6%)と続いた。

「通話品質」についても、「満足」と回答したのはNTTドコモが31.8%で最も高かった。「やや満足」を含めると71.1%となり、こちらも3キャリアのなかでもっとも高い数値となった。KDDIが26.3%(やや満足を含めると64.2%)、ソフトバンクモバイルが21.2%(同58.5%)だった。

「通信品質」は、「満足」と回答したのはドコモが27.6%、「やや満足」を含めると64.7%でトップだった。次いでKDDIが22.6%(やや満足を含めると57.9%)、ソフトバンクモバイルが18.7%(同53.1%)だった。

また、都道府県別で見た場合でも、NTTドコモが「エリア」で46都道府県、「通話品質」で43都道府県、「通信品質」で45都道府県で1位だった。