25日、パレルモのジェンナーロ・ガットゥーゾ監督の解任が正式に発表された。クラブの公式サイトで、マウリツィオ・ザンパリーニ会長が明かしている。

「本当にとても残念だが、ガットゥーゾをトップチームの責任者から外した。人としての彼に対する敬意、その素晴らしい仕事への努力から、残念に思っている」

「残念ながら、私と彼はともに、あまりに先を見すぎたのかもしれない。彼にとっては監督として、パレルモのような大変なクラブでの初めての経験だった。結果は我々が間違っていたとしている」

「ジュゼッペ・イアキーニ監督に、セリエA昇格の任務を託した。ヴェネツィア時代から知り、評価している人物だ」

ガットゥーゾ監督にとっては、24日のバーリ戦で連敗したことが致命的となった。パレルモはリーグ戦6試合で3敗目だ。ザンパリーニ体制の11年間で、ガットゥーゾ監督は解任された26人目の指揮官となる。

現役時代にパレルモでプレーしたイアキーニ監督は、25日の会見で次のように話している。

「私はガットゥーゾに敬意を払っている。我々の仕事は良いときもあれば、悪いときもあるんだ。彼をそばで支えたい。私にとっては素晴らしい復帰だ。我々は汗をかき、犠牲を払い、プレーすることで目標を達成しなければいけない」