ユヴェントスのアントニオ・コンテ監督は24日、前節ヴェローナ戦で途中交代した際、ベンチに座らずに直接ロッカールームに戻ったMFアンドレア・ピルロについて、このように語った。

「ピルロと何か明確にし合う必要はなかった。単に、彼はルールを破ったわけではないからだ。だが、今からは全員にそのルールを設ける。担架で運ばれたり、ケガをしたりした場合を除き、交代後は試合終了までベンチにとどまるのが義務となる。それを破れば、罰金と、1カ月チームから外すことになる。簡単だろう?」

また、ミランFWマリオ・バロテッリが3試合の出場停止を科され、ユヴェントス戦も欠場することについては、このように述べている。

「ミラン戦の前にキエーヴォ、トリノ、ガラタサライとの試合がある。今はミラン戦のことを考えていない。バロテッリのこともね。ミランが話すべきことだ」

差別チャント問題で複数チームのスタンドが部分閉鎖されていることには、次のように語った。

「強いシグナルを発する必要がある。私は以前から言っているよ。メディアが、差別的なチャントや横断幕で相手を侮辱する愚か者たちを取り上げるのも間違っている。以前と比べれば、少しは良くなっているがね。鉄拳制裁が必要だ。何度もスタンドが閉鎖になれば、誰かしらは疲れてくるだろう。暴力ではなく、ピッチの上のことだけを考えられたら素晴らしいね」