パリ・サンジェルマン(PSG)のFWズラタン・イブラヒモビッチが24日、クラブとの契約を2016年まで延長した。10月3日に32歳となる同選手にとっては、バースデープレゼントと言えるだろう。そしておそらく、彼にとっては最後の大型契約となるはずだ。

年俸は明らかにされていないが、イブラヒモビッチはすでに約1400万ユーロ(約)を手にしていた。延長決定後、同選手は次のように話している。

「PSGほど大きな野心を持ったクラブは、ヨーロッパにほかにないと思う。本当にPSGが自分にとって最後のビッグクラブになることを願っているよ。このクラブはオレみたいなんだ。オレたちにとって、夢は決して大きなものではない」

一方、クラブのナセル・アル・ケライフィ会長も、このように満足感を表している。

「世界最高の選手の一人であるイブラヒモビッチの意欲は、PSGの歴史において決して消すことのできない印となる。とても強いシグナルだ。我々は一緒にクラブをヨーロッパのトップへと引き上げたいと思っている」

なお、PSGには一方で良くないニュースも届けられた。モナコ戦の16分に負傷したDFチアゴ・シウバが、左ももの筋肉と腱を痛め、6週間の離脱となったのだ。

また、24日にはリーグアン第7節が行われ、マルセイユがホームでサンテティエンヌに2−1と勝利している。消化が1試合多いマルセイユは、首位モナコと勝ち点で並んでいる。PSGとは勝ち点2差だ。