京都府、マンガやアニメの「聖地」活性化ビジネスに150万円の助成金

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京都府は5月29日、映画・マンガ・アニメ等を対象にした、地域活性化の補助金を助成すると発表した。対象となるのは府内に実在する場所をモデルにした作品、ロケ地として使用した作品、登場人物のゆかりの地とした作品等で、これら地域を「聖地」として活性化、観光誘客への取り組み、地域の情報発信を行うことを目的としている。

助成金対象事業者の募集期間は5月29日から6月12日までで、府内に拠点を置く団体、グループ、企業、個人が応募できる。助成額は対象経費の2分の1以内か150万円までで、助成件数は応募のあった事業から、2件から3件程度にしぼられる。

■募集に関する詳細として

提出書類は申請書、事業計画書、収支予算書など。受付時間は期間内の平日午前9時から正午、午後1時から5時までの間となる。同一事業が既に、国や府による他の補助金・助成金を受けることが決まっている場合は対象外となる。また企業か個人が申請する場合は、地域との連携が必要になる。

■マンガやアニメの「聖地」とは

マンガやアニメに関連する実在の場所を「聖地」とし、幾つもの「聖地巡り」を行う観光が熱心なファンの間で行われている。近年では、茨城県大洗町がアニメ作品ガールズ&パンツァーで地域タイアップを行い、関連グッズの販売などが行われている。

申請用紙のダウンロードおよび同事業の詳細は、公式ホームページを参照のこと。