「スタジアムの警備カメラを通じて、ガッリアーニに対してオーバーなリアクションをしたサポーターは特定する。見つかったら、確実に、その人物はもうVIP席に座ることはない」

フィオレンティーナの広報責任者であるジャンフランコ・テオティーノ氏は、このように断言した。7日のフィオレンティーナ対ミランの一戦で、DFネナド・トモビッチが退場になると、スタンドでは混乱が生じ、一人の観客がミランのアドリアーノ・ガッリアーニ代表取締役につかみかかろうとしたのだ。

緊張が生じ、ガッリアーニ代表取締役は近くに座っていたミランのほかの幹部から助言されて席を離れた。同代表取締役はその後、スタジアム内部でセキュリティーに付き添われながら試合を観戦している。テオティーノ氏は次のように続けた。

「フィオレンティーナを代表し、ミランの代表取締役に起きたことを謝罪する。だが、ガッリアーニ氏本人も間違いをした。小さな子供と言い争いをしたからだ」

一方のミランは、ガッリアーニ代表取締役の横にいたミランの関係者が、ジャッジに抗議する観客から投げられたコインにより目を負傷したことを示唆している。この件やガッリアーニ代表取締役に対する抗議についてはコメントしていない。