ミランDFマッティア・デ・シリオは20歳だが、同い年のFWステファン・エル・シャーラウィのように、世界を見回り、すべてに勝ってきた選手の賢さをもって、老練な水夫のように話している。

7日のフィオレンティーナ戦を前に5日の練習を終えた後、『ミラン・チャンネル』のインタビューで、デ・シリオはフィオレンティーナ戦について、「フィオレンティーナ? 大変な試合だね。でも、僕らの準備はできている。フィジカルの調子は良いよ」と語った。

まるで、マッシミリアーノ・アッレグリ監督が話しているかのようだ。デ・シリオは「僕らはかなり早くに挽回できている」と続け、アッレグリ監督がよく強調するように、「日曜の試合では注意が必要だ。僕らはできるだけミスを減らさなければいけない」と続けた。

ミランはこれからフィオレンティーナ、ナポリ、ユヴェントスと対戦する。決定的な3試合だ。デ・シリオはこの連戦について、「どうやって臨むのか? 今の僕らは自分たちの力を自覚している。僕らは素晴らしいチームになった。2位を狙わなければいけない。だから、この3試合は非常に重要なんだ。インテンシティーを出して戦わなければいけない」と語った。

また、ランチタイムにキックオフを迎えることについては、「おかしな感じだね。でも結局は、一つの試合を戦わなければいけないというだけだ。時間に左右されてはいけない」とコメントした。ピッチにいるときと同じように、有り余るほどの自信を見せている。

20歳から18歳へ。FWエムバイェ・ニアンは、『スカイ・スポーツ』で「僕はたくさん仕事しなければいけない。まだ若いし、ミランにとって重要な選手になるために働くんだ」と、成長への意欲を見せている。

ニアンは「僕らは素晴らしいセカンドレグを過ごしている。以前は、誰もがミランは終わったと言っていた。でも、僕らは一生懸命仕事して、今は3位だ」とコメント。デ・シリオと同じく、「今は2位になるために、さらに仕事しなければいけない。(マリオ・)バロテッリやエル・シャーラウィとは友達だよ。兄と言おうか。ピッチの外でも一緒にうまくやっているからね」と続けた。

アッレグリ監督やクラブについても、ニアンは「僕はカーンからここへ来た。もっと出場機会は少ないと思っていたけど、アッレグリ監督が多くの試合で使ってくれたんだ。もっともっと試合に出たいと願っている」とコメント。最後に、バルセロナ戦でシュートがポストを叩いたことについて、「もう忘れたよ。さらにうまくなるための役に立つだろう」と語った。