オーストラリア・Aリーグ第21節が16日に行われ、メルボルン・ビクトリーと元日本代表MF小野伸二の所属するウェスタン・シドニー・ワンダラーズが対戦。小野は先発出場した。

 アウェー戦に臨んだウェスタン・シドニー・ワンダラーズは、11分に先制点を奪取。小野のFKからのこぼれ球をヤコポ・ラ・ロッカが押し込み、ゴールネットを揺らした。敵地で先行すると、1点リードしたまま迎えた73分には、小野が味方の放ったシュートのこぼれ球を左足で蹴り込み、追加点を挙げた。

 2点をリードしたウェスタン・シドニー・ワンダラーズは、直後の75分に失点したが、小野の今シーズン6ゴール目が決勝点となり、2−1で逃げ切りに成功。6連勝で勝ち点を41まで伸ばし、2位をキープした。なお、小野は85分までプレーしている。