ミキ・ロケの死にピケ、イニエスタらがコメント「友よ、安らかに眠れ」

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 ベティス所属のDFミキ・ロケが24日、悪性骨腫瘍によって23歳の若さで亡くなった。

 ミキは昨年3月11日に骨盤に悪性骨腫瘍が見つかったことを発表。この病気には保険が適用されなかったため、クラブとサポーターが協力してブレスレットを販売。サッカー界にとどまらず、スペイン国内のバスケットボール界やテニス界にも支持され、売上金が手術費として充てられることになった。昨年5月に約 6時間に及ぶ手術をしたが、約1年間の闘病生活の後、今月24日に悪性骨腫瘍のために帰らぬ人となった。

 彼の死に対し、多くの選手がツイッターなどでコメントを残している。

ペペ・メル(ベティス監督)
「サッカーとリーガ・エスパニョーラでのプレーに期待を抱き、闘争心のある選手が亡くなった。今、この空虚感、苛立ちを説明することは難しい。私は彼の監督であり、友人だ。彼から多くのことを学んだ。ミキ、またすぐに会おう。毎試合、最初に君のことを思い出すよ」

ジェラール・ピケ(バルセロナ)
「彼がリヴァプールでプレーしていたとき、僕はマンチェスター・ユナイテッドでプレーしていた。それで彼のことを知ったよ。友よ、安らかに眠れ」

セルヒオ・ラモス(レアル・マドリード)
「ミキ・ロケの死を知ったよ。言葉が出ない。サッカー界と僕たちは君のことを忘れないよ。彼の家族に心からお悔やみ申し上げます。この辛い瞬間に多くの勇気と応援の声を届けるよ」

アンドレス・イニエスタ(バルセロナ)
「非常に悲しいニュースだ。彼の家族のために励ましをしたい」

ビセンテ・デル・ボスケ(スペイン代表監督)
「我々はポーランドでニュースを聞き、非常に驚いている。そして、大きなショックを受けているよ。彼が重大な局面を迎えていることは知っていた。彼の家族や彼を愛する人、クラブやサポーターを心から抱きしめたいと思います」

[写真]=ムツ カワモリ