吉本興業創業100周年記念公演『吉本百年物語』のチケットの売れ行きが伸び悩み、吉本所属の芸人と社員が震え上がっているという。
 「芸人はチケットを押し付けられるかもしれない。そうなれば、若手芸人は夜逃げするしかないですよ。社員も給料天引きでチケットを買わされるかもしれないと怯えてます」(吉本関係者)

 吉本は創業100周年を迎える4月1日から“100周年プロジェクト”をスタート。8日には吉本の旗艦劇場『なんばグランド花月』のリニューアルオープン公演に、明石家さんま、ダウンタウンをはじめ、若手芸人が勢ぞろいの“吉本オールスターズ”が集結する。
 「8日は約140組の芸人が出演し、海外も含め100カ所で同時中継しますから、盛り上がるのは間違いない。問題は13日からスタートする『吉本百年物語』です。目玉だというのにチケットが全く売れていない。大崎洋社長の100周年のプロジェクトの説明を兼ねた年頭の挨拶の際、島田紳助の復帰だけ大きく取り上げられたのが失敗でした」
 と言うのは吉本の中堅社員。
 1月4日、大崎社長は年頭の挨拶で、「彼(島田紳助)の才能を惜しんでます。ファンや社会のご理解が得られれば、いつの日か吉本興業に戻ってきてもらえると信じてます。この思いは全社員、全タレント、全芸人の思いであります」と“仰天復帰コール”をして世間を驚かせた。この発言にばかり注目が集まり、『吉本百年物語』の話が消し飛んで宣伝にならなかったわけだ。

 『吉本百年物語』は、陣内智則と国仲涼子主演で『なんばグランド花月』にて幕を開ける。このキャスティングについても疑問の声が。
 「陣内と国仲では地味すぎ。これでは売れませんよ。たとえば、陣内の相手役が国仲ではなく、離婚した藤原紀香だったら売れたかもしれません」(在阪のテレビ関係者)

 前出の吉本の社員は、
 「紳助引退後、芸人への給料遅配が噂されましたが、最近は徐々に解消されつつあります。それでもまだ、若手の芸人は『給料入った?』が挨拶代わりになっている。その上、チケットの処理を強いられたら堪ったものではありません」

 吉本100周年プロジェクトの先が思いやれそうだ。