まさかのソニーによる映画化が始動?-2010年、iPadを発表するスティーブ・ジョブズ氏Justin Sullivan / Getty Images

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 先日亡くなった米アップル社の前CEO(最高経営責任者)のスティーブ・ジョブズ氏の公式伝記「スティーブ・ジョブズ」の映画化権をソニー・ピクチャーズが獲得したとDeadline.comが報じている。同伝記は今月24日に世界同時発売される。

 Deadline.comが報じたところによると、ソニー・ピクチャーズは100万〜300万ドル(約8,000万〜2億4,000万円)で伝記「スティーブ・ジョブズ」の映画化権を獲得し、プロデューサーを務めるのは、映画『2012』『ミッション:8ミニッツ』のマーク・ゴードン。製作にはマークとパートナー契約を結んでいるManagement 360がかかわるものと見込まれている。(1ドル80円計算)

 ソニー・ピクチャーズは近年、企業経営者の伝記映画を多く手掛けており、Facebook創設者マーク・ザッカーバーグにスポットを当てた映画『ソーシャル・ネットワーク』はアカデミー賞8部門でノミネートされるなど、その年の賞レースをにぎわわせた。今年にはメジャーリーグ・アスレチックスを弱小球団から強豪に生まれ変わらせたゼネラルマネージャー、ビリー・ビーンをブラッド・ピットが演じた映画『マネーボール』の公開も控えており、新たにジョブズ氏の伝記映画に携わるとなれば、こちらも話題になることは必至だ。(編集部・福田麗)

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