「第3回沖縄国際映画祭」公式サイトで発表された大崎洋実行委員長のコメント

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沖縄国際映画祭実行委員会は、3月18日(金)に開幕する「第3回沖縄国際映画祭」を「東北地方太平洋沖地震」被災地への募金活動やチャリティーを目的とした映画祭として開催することを決定。コンセプトは「エール、ラフ&ピース(Yell,Laugh&Peace)」。15日、公式サイトで発表した。

【画像】コンセプトに「エール」が加わり、被災地へのチャリティーも行う

東北地方を中心に今も大きな被害が出ている「東北地方太平洋沖地震」から間もない開催について、同映画祭の実行委員長を務める大崎洋代表取締役社長は、「今回の地震により、被災地のみなさまをはじめとして、日本が未曾有の危機にさらされている中、本映画祭のようなお祭り的色彩の強いイベントの開催に対しては、多方面からのご批判があり得ることは覚悟しております」としながらも、「『笑い』というものは、元来、人を思いやり、支え合うという気持から生まれるものであり、一人一人が誰かと『つながっている』こと、誰かが『そこにいてくれる』という実感を分かち合うことで伝わっていくものであり、それは、『生きていく意欲の交換』でもあると、私たちは考えています」とコメント。

新たに掲げたコンセプト「エール、ラフ&ピース(Yell,Laugh&Peace)」については、「人々の顔から多くの笑顔が消えようとしているこのようなときであるからこそ、さらに、『エール,ラフ&ピース(Yell,Laugh&Peace)』をコンセプトとし、被災地への募金活動をはじめとしたチャリティーのほか、被災地から遠く離れた沖縄の地から被災者のみなさまのもとへ、地元沖縄のみなさまや国内外の出演者・関係者からの数多くの『心のつながり』と『エール』をお届けすることを趣旨と致します」と説明している。

同映画祭は、“映画・映像・テレビ・ラジオ・新聞・雑誌・インターネットなど、すべてのメディアを通じて万人のこころが通じ合う新しい映画祭”を目指し、2009年からスタートした沖縄国際映画祭実行委員会主催の映画イベント。3月18日(金)〜27日(日)までの10日間、吉本の人気芸人が沖縄に集結し、各地でさまざまなイベントが行われる。【東京ウォーカー】

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