韓国メディアは4日、プーチン首相の次女カテリーナ・プーチナさん(24、愛称カーチャ)と韓国人男性のユン氏(26)の交際が危機的状況にあると報じた。ユン氏へのインタビューで明らかになったという。

 ユン氏は、一部メディアが結婚説を報じた後、カテリーナさんとの連絡がすべて途絶えたと述べた。ユン氏は「公人でもないのに、私生活を事実確認もせず記事化し、個人的な関係に危機をもたらしたメディアの態度に失望した」と韓国メディアを非難。「交際が終わったということか」と質問されると、「これ以上、何も言いたくない」と述べ電話を切った。

 2人の結婚説が浮上したのは10月29日。一部メディアが権哲賢(クォン・チョルヒ)駐日韓国大使とユン氏の父親であるユン・ジョング前海軍提督の話を元に、「カテリーナさんとユン氏が10年来の交際を続け、もうすぐ結婚する予定だ」と伝えたことが発端だった。結婚説は大きな関心を集め、韓国では報道フラッシュに発展した。

 しかし、ユン氏は「報道内容は事実ではない」と否定。プーチン首相の広報室も「韓国での報道は事実ではない」と発表し、さらにロシア大統領府の関係者も「事実確認なく、プーチン首相の娘とユン氏の根拠のない結婚説を無責任にまき散らした韓国大使と、これを記事化した報道は誠に遺憾だ」と不快感を示した。

 ユン氏は結婚説が報道された後、10月中旬から勤務していたモスクワのサムスン電子を退社したことも判明した。韓国の各メディアは「プーチンの娘と交際のユン氏、“メディア報道後に連絡途絶える”」「結婚説のデマで2人の関係が危機に」と報じた。(編集担当:新川悠)



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