釜山(プサン)地方警察庁は20日、借金を返せない女性たちを日本の性風俗業者に売った高利貸し業者をはじめとする暴力団員など16人を性売買特別法違反容疑で検挙した。

 韓国メディアによると、高利貸し業者らは2006年11月から08年5月まで150%の高利で、おもに風俗店で働いている女性数十人に金を貸した。そして、1人当たり1000万〜3000万ウォン(約220万円)の先払い金を受け取り、借金を返せない女性たちを日本の性風俗業者に売り飛ばしたという。

 警察の調査結果、高利貸し業者は暴力団を雇って借金返済が難しい女性らを脅迫し、日本での売春を強要した。3カ月の観光ビザで日本に渡った女性たちは日本の性売買業者にパスポートを奪われ、10人くらいの集団で合宿しながら1日に10回以上も売春を強要されたとのこと。

 警察は、日本に渡って売春を行っている韓国の女性は3万人に達すると推定している。海外での性売買は日本だけではなく、米国やオーストラリアなど全世界に広がっていると分析し、捜査を続ける方針だと伝えた。(編集担当:永井武)



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