尖閣諸島の久場島(くばじま)の北北西約12キロキロメートルの海上で7日、日本海上保安庁の巡視船「よなくに」が操業中の中国のトロー ル船に退去命令をしたところ、同漁船が「よなくに」に接触、巡視船「みずき」にも接触する事件が発生した。

 海上保安庁は中国漁船の船長を逮捕し、日本に連行したが、中国では官民ともに大きな非難の声があがっているが、報道によれば、中国のハッカー集団である「中国紅客連盟」が18日に日本政府のウェブサイトにサイバー攻撃をしかけることを予定しているという。

 中国の環球時報によれば、「中国紅客連盟」の公式ウェブサイトでは、「愛国青年・パソコン愛好者・クラッキング技術を持つ人びとに対し、日本のウェブサイトに攻撃をしかけるよう」呼びかけているという。また、同サイトでは、日本首相官邸や日本海上保安庁などの政府系サイトを「攻撃目標」として列挙している。

 報道によれば、「中国紅客連盟は日本のサーバーを攻撃することでデータを削除し、日本に大きな打撃を与えるとしている」という。また、「中国紅客連盟」はわれわれの思想とやり方で、日本の歴史わい曲に反対すると主張、大阪のユニバーサル・スタジオ・ジャパンや東京ディズニーランドも攻撃すると主張している。(編集担当:畠山栄)



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