活躍できなかった北朝鮮代表4人に「過酷な軍事訓練」の罰か?

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サッカーのワールドカップ南アフリカ大会で、1次リーグの3試合中、1試合も出場できなかった北朝鮮代表選手4名に、帰国後「過酷な軍事訓練」の罰が待ち受けている可能性が出てきた。

これは、英国のタブロイド紙「デイリー・エクスプレス」が28日に報じたもので、記事は、北朝鮮はワールドカップで惨敗したことにより、祖国に戻った北朝鮮選手たちの未来は不透明になってきたと伝えている。在英韓国大使館の報道官も「選手4名は軍事訓練を受ける可能性が高い」と語っており、少なくとも選手4名が軍隊で過酷な時間を過ごさねばならず、北朝鮮代表チームを率いたキム・ジョンフン監督は解任されるとしている。

軍事訓練を受ける可能性が高い選手とは、FWキム・ミョンウォン、FWアン・チョルヒョク、FWキム・グンイル、DFパク・ソンヒョクの4名だそうで、彼らは1回戦のブラジル戦の時に欠席扱いになった選手でもある。当時、彼らは名簿に欠席と表示されたことから、海外メディアが「北朝鮮の選手4名が行方不明」と報じた。そのため、「失踪説」や「逃亡説」などが流れたが、結局、北朝鮮の関係者による「技術的ミス」であることが判明した。

選手4名に関する情報は、韓国内でもよく知られていない。ただ、アン・チョルヒョクについては、両親が教師であること。両親はアン・チョルヒョクに教師の道に進むよう願ったが、本人は子どもの頃から好きだったサッカーを職業に選んだと伝えられている。


参照:WORLD CUP 2010: NORTH KOREA HOME TO UNCERTAIN FUTURE - Express.co.uk
参照:ワールドカップ行方不明になった北選手4名、軍事訓練処罰? - スポーツ朝鮮


(文:林由美)

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