ソニー、3D立体映像に対応した従来よりも大画面の有機ELテレビを出展
2007年にソニーが世界初となる有機ELテレビ「XEL-1」を発売しましたが、100万:1というコントラスト比や色再現性、動画性能などにおいて高い性能を実現しているのとは裏腹に、お世辞にも大きいとは言えない11V型の画面サイズや価格の高さが普及のネックとなっていました。
しかし現在アメリカで開催されている家電製品の見本市「2010 International CES」において、ソニーが従来よりも画面が大きくなった上に、3D立体映像にも対応した有機ELテレビを展示しました。
Sony OLED 3D TV eyes-on -- Engadget
Sony Emphasizes 3D Across All HDTV Lines - PC World
これらの記事によると、ソニーは現在一部市場で他社から販売されている15インチモデルよりも大きい、24.5インチの有機ELテレビを2010 International CESの会場で展示しているそうです。
これが24.5インチの有機ELテレビです。
同社初の有機ELテレビ「XEL-1」の厚さは3mmでしたが、こちらも薄いのがよく分かります。
画面
ちなみにこの有機ELテレビは大画面であるだけでなく、昨年9月にソニーがあらゆる自社製品を対応させる予定であることを発表した3D立体映像にも対応しているとのこと。
若干ブレて見えるのは3D表示モードであるため。対応メガネをかけると3Dに見えるという仕組みです。
なお、この展示はあくまで技術デモであって、気になる価格や発売時期については残念ながら明かされなかったそうです。
24.5インチというと、32インチモデルが普及価格帯に差し掛かっている液晶テレビと比較してまだまだ画面が小さい感が否めませんが、実用的な大きさとなっていることを考えると、商品化を望む人も多いのではないでしょうか。
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