ソフトバンクモバイルのスマートフォン「X01SC」
- 重さを感じないWindows Phone「X01SC」【気になるモバイル】-

iPhoneを初めとするスマートフォンは、この不況の中でも売上げを伸ばしている人気商品だ。
これまでスマートフォンは、ケータイとパソコンの間に挟まれ、中途半端なポジションに永らく位置していたが、iPhoneの登場以来、インターネット携帯電話としての新しい居場所を手に入れ、使い道と商品コンセプトが明確になってきた。

スマートフォン認知の立役者はiPhoneであることは間違いないが、iPhone=スマートフォンかというと、決してそうではない。また、世の中のすべての人が画面をタッチして使いたいかといえば、それもまた違う。画面上のソフトウェアのキーを叩くより、実際のキーボードで文章を打ちたいと思う人も数多くいるからだ。

■非タッチパネルの「X01SC」
ソフトバンク「X01SC」(サムソン社製)は、Windows Mobile 6.5 Standardを搭載した新端末。非タッチパネルと本体上にQWERTYキーボードを搭載したストレート端末だ。
非タッチパネルということで、操作は、中央のソフトウェアキー、ホーム、キャンセルキー、中央がエンターキーとなるカーソルキーで主に行う。片手で操作が十分にできるため、移動中でもテキパキと利用できるところが、メリットだ。

■世界最軽量のボディを実現
ソフトバンクモバイルが2009年の冬モデルでリリースしたサムソン社製「X01SC」は、なんといっても前面にQWERTYキーボードを搭載した端末ながら、わずか103.9gという軽量なボディが最大の特徴だ。
これまで本体上にキーボードを搭載した端末は、本体が大きくなりがちだったが、X01SCは小さいだけでなく持っていると思えないほどの軽さを実現している。発表会では、モックと間違える人が続出するくらいであった。このサイズと重さなら、胸ポケットにいれても違和感なく利用できるほか、端末の重さでシャツが型くずれすることもないだろう。

■キーボードが大好きなあなた向き
「X01SC」は、キーボードが大好きな人にうってつけのスマートフォン。
小型なのに、クリック感のあるキータッチを実現したキーボードを本体上に搭載しているので、いつでもサッとだして、メールの長文返答だって楽々できる。

キーボードに右下には、メール、カメラのダイレクトキーも備わっており、キーボードから手を離さずに起動することができるのも気が利いている。
中央のハードウェアキー

■メモリカードとSIMは裏蓋を外して
メモリカードの交換は、本体裏蓋を外す必要がある。小型化のためには仕方ない仕様ではあるが、メモリカードを頻繁に差し替えたいユーザーには少々面倒だ。ただ裏蓋の開閉は、比較的軽く外せるので交換はさほど手間ではない。
「X01SC」のキーボード

■PCサイトの再現性が向上
Windows Mobile 6,5では、Internet Explorer Mobileがバージョンアップ。PCサイトの再現性が格段に向上した。フラッシュコンテンツを多様したページもPC閲覧とかわりなく再現されるようになった。画面のズームもバーによる詳細なサイズ変更がキー操作で可能となっている。
本体裏蓋を外したところ
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PCサイトを表示させたところ


ソフトバンク「X01SC」製品情報

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