ソフマップは11月27日、HDDやディスクメディアなどの記憶媒体を物理的に破壊して情報漏えいを防ぐ『ハードディスク破壊サービス』を全国のソフマップ21店舗で開始した。専用の機械を使って、ユーザーの見ている前で破壊する。店頭料金はHDD1台あたり980円から。

HDD本体および記録面を物理的に破壊する機械で、厚さ26mmまでの記録媒体に対応。HDDのほか、携帯電話、DVD-R/CD-R/BD-R/FDD(1台分の価格で10枚まで)、ZIP/MO(同5枚まで)を破壊。データ消去が難しい故障したHDDや古い規格のHDDなども確実に処理できる。破壊したHDDは返却、またはソフマップが無料でリサイクル回収する。

また、オフィスなど記録媒体の持ち出しが難しいユーザー向けに出張サービスも行う。対象エリアは東京近郊。5台以上の申し込みからで、出張価格は1台あたり1500円から(別途出張料金2100円がかかる)。なお、12月31日までに申し込んだ場合は同980円のキャンペーン価格が適用される。

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