明日からギャラクシーの練習に合流

イングランド代表のデイヴィッド・ベッカムは、月曜日からロサンジェルス・ギャラクシーに復帰するが、その前にチームメートのランドン・ドノヴァンから批判されたことについて自らの考えを述べた。

『ベッカム・エクスペリエント』という本に掲載されるドノヴァンの発言の一部が先週のスポーツ・イラストレイテッド誌に掲載され、その中でドノヴァンはベッカムを自分勝手な選手と批判した。

ベッカムは、「(彼の行為は)僕の目からはプロらしくない行動に思える。世界中のどんなサッカー選手でも、チームメートのことを、面と向かってではなく、マスコミに話すのはプロらしからぬ行為と考えるだろう」と話した。
「この17年間、僕は世界最大のクラブのいくつかでプレーし、世界最高の選手たちと一緒にやってきたが、一度たりとも僕のプロ意識を批判されたことはなかった」

ベッカムは13日からギャラクシーの練習に合流、16日にはアウェイでニューヨーク・レッドブルズとの試合があり、19日には1月から5カ月間過ごしたミランとの親善試合が予定されているが、その前に「すっきりしておきたいので、ランドンとは一両日中に話をするよ。僕とランドンの話はしかし、あくまでプライベートなものだ」と付け加えた。
「ピッチにいる時の僕はとてもプロフェッショナルだ。ピッチ外で人が僕のことをなんと言おうが気にしない。ピッチの上ではプロらしく、ランドンにゴールチャンスがあれば、僕は彼にボールを出すよ」

一方、ドノヴァンは8日付のロサンジェルス・タイムズ紙に、「自分が感じたことについて謝罪するつもりはないよ。でも、男らしくデイヴィッドに直接話せば良かったんだ。記者に話したのは悪いと思っている。公にすべきではなかったことは、教訓にしたい。チーム内で解決すべきことだったんだ」と話している。