FWルート・ファン・ニステルローイ(32)が膝の手術により今季絶望的となったことで、冬季移籍市場でのフォワード補強に迫られているレアル・マドリー。スペイン紙“マルカ”は、レアル・マドリーがACミランのウクライナ代表FWアンドリー・シェフチェンコ(32)の獲得を狙っていると報じたが、ACミランのアドリアーノ・ガリアーニ副会長はこの報道を直ちに否定した。

クラブの重鎮ガリアーニ副会長は「シェーバの移籍はない。現状では出場機会に恵まれていないが、今後は増えるはずだ。確かに1シーズン中に2度の移籍はルール上問題ない…。しかし、シェーバはアンタッチャブル(触れてはならない)な選手であり、移籍はありえない」とコメントし、シェフチェンコ移籍説を完全に否定した。

一方、22日に行われる“イタリア・ダービー”インテル対ユベントス戦については「どのような結果になるか全く予測がつかない試合であり、この試合の結果が我々ACミランに与える影響も大きい。理論上不可能なことだが、両チームが『0』ポイントで終わってくれることが、我々にとっては最も都合が良いのだが…」とコメントしている。