春らしいミニスカート姿で舞台挨拶を行った(左から)成海璃子、西内まりや、山口智子=東京・有楽町の丸の内ピカデリー1で

写真拡大 (全16枚)

 映画「ライラの冒険 黄金の羅針盤」(ギャガ・コミュニケーションズ、松竹)の日本語吹き替え版の声優を務めた女優の西内まりや、成海璃子、山口智子が30日、東京・有楽町の丸の内ピカデリー1で、同作品の大ヒットを記念し、舞台挨拶を行った。

 三人は、春らしいミニスカート姿で登場。山口は、衣装について「スケスケを意識して、半スケぐらいにしておきました。春だもんね」と話し、惜しげもなく美脚を披露していた。役どころも、セクシーな二コール・キッドマンの声役。「監督に、最初の一声だけで女と色気を表現してくださいと言われたときには、ズルッと来てどうしようかなと思った」と苦労話を明かした。

 声優に初挑戦した成海は、今春、中学校を卒業したばかり。イベント中、サプライズで羅針盤をかたどった巨大ケーキを贈られ、感激した様子だったが、「ケーキは好き?」との問いには、「普通です」と答え、笑いを誘っていた。中学生活については、「あっという間に過ぎてしまった。すごくいい出会いもたくさんあったなと思います」と振り返り、「高校に行っても、毎日、大切に過ごしたいな」と抱負を語った。

 また、山口から「(卒業式に)制服のボタンをもらったりとか、今もあるの?」と質問されると、「ぜんぜん知らないですね。あるとは思いますけど」と世代を感じさせる回答。これには、山口も苦笑していた。

◇作品情報
「ライラの冒険 黄金の羅針盤」(配給:ギャガ・コミュニケーションズ、松竹)
3月1日より、丸の内ピカデリー1他、全国松竹・東急系で公開中

<ストーリー>
人々が“ダイモン”と呼ばれる動物の形をした分身(守護精霊)とともに生きるパラレルワールドを舞台に、12歳の少女ライラが“黄金の羅針盤”に導かれ、何者かに連れ去られた親友を探す旅に出かける。ライラが旅の末に目にしたのは、全人類を揺るがす真実だった…。

<公式サイト>
http://lyra.gyao.jp/