ACミランのアドリアーノ・ガリアーニ副会長が、欧州CLの抽選方法に苦言を呈している。

 ミラノのマルペンサ空港で取材に応じたガリアーニ副会長は「アーセナル対ACミラン、リバプール対インテルそしてASローマ対レアル・マドリー。欧州CL決勝トーナメント第1回戦にもかかわらず、ビッグマッチが多すぎる。一方で、名門とは言えないチームが勝ち進んでいく。なぜ我々だけが…。アーセナルは非常に厳しい対戦相手だ。我々には全く非はない。ACミランはグループリーグ1位通過という我々の義務を果した。インテルもそうだ。しかしながら我々はお互いに、決勝トーナメントの第1回戦で、イングランドの強豪と対戦することになってしまった。私は、欧州CLもテニスのトーナメントのようにシード制にするべきだと考えている。なぜならば、現状のシステムでは決勝トーナメント第1回戦で、強豪が敗退するという残念な事態も起こっているからだ」との持論を展開した。