◆第5試ウェルター級/5分3R ジェイク・エレンバーガー vs デウソン・ペジシュンボ

決勝戦、オープニングはウェルター級の一戦から。テイクダウンからポジションの奪取、そして関節技を狙う典型的な柔術家ペジシュンボは、打撃を受けないように組み付くが、エレンバーガーも簡単にテイクダウンは許さない(2度ほどロープを掴むシーンが見られたが――)。

やや膠着気味で1Rを終えると、2Rは二人とも動きが激しくなった。パンチを受けながら、テイクダウンに成功したペジシュンボ。マウントを奪ったが、ここで体勢を返されパウンドを浴びる。ヒジなしをルールをつき、もぐりからリバーサルを狙うが、これを察知したエレンバーガーが体勢を翻し立ち上がろうとする。とその瞬間、足首固めでエレンバーガーの動きを止め、そのままトップを奪取。すぐに腕を抱え、ペジシュンボが腕十字で、チーム戦を有利に運ぶ初戦の勝利をもたらした。

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