◆第6試ライト級/5分3R バート・パラセウスキー vs デイヴィダス・タウロセヴィチュス

ライト級の一戦は、IFLの個人戦ワールドGPのウェルター級にエントリーされているシルバーバックスのバート・バラセウスキーが、腕十字で敗れるという波乱の結果となった。

IFL屈指の軽量級の強豪を下したのは、ヘンゾ門下のリトアニア人ファイター。タウロセヴィチュスは、強烈なハイキックやローキックで優勢に試合を進めると、バラセウスキーのギロチンを外し、パウンドで攻め込み1Rを終了。

2Rに入り、テイクダウンとパウンドを許したが、これを腕十字で切り返し勝利を金星を手にした。フィニッシュの際、バラセウスキーのタップの意思表示が微妙だったのと、その直後にタウロセヴィチュスの足が目に入ったと主張したため、シルバーバックス陣営はこの判定に不満を抱いていたが、腕が伸びた状態で臀部に触れればタップと見なされても致し方ない、妥当な判定だった。大会前の予想では劣勢だったビットブルズが、これで2勝0敗と優勝に王手を掛けた。

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