空想の世界で遂に女子プロ復帰を果たす広田さくら

写真拡大 (全2枚)

昨年4月、女子プロレス界に衝撃を与えたガイア・ジャパンの解散。この時、団体の解散に伴い一人の女子レスラーがプロレスから卒業を果たした。あれから一年。不世出の天才コミックレスラー・広田さくらが女子プロレスに復帰する!?


「ここは、とある女子プロレス団体の某地方大会、女子プロレスラー達の控室。中堅レスラー・広田さくらは、準備・試合・先輩のお世話と、今日もせっせと仕事に勤しむ。独特の伝統・格式が支配する、非日常の世界・女子プロレス。
そのツラくも楽しい理不尽な日々の中で、広田さくらはある決意をする」



何を隠そう、ここは女子プロレス会場の控室。誰しもが一度は気になったであろう、想像を絶する禁断の空間をテーマにした広田さくら主演舞台『生全部広田。(仮)』が、6月2日(金)〜4日(日)、新宿シアターブラッツで行われることになった。

脚本を担当するのはWAHAHA本舗の勝栄氏。広田とのタッグで楽しくも切なく儚い女子プロレスの控え室を再現。この前例のない舞台を前に、広田さくらに意気込みを語ってもらった。(インタビュー前編)

【広田さくら インタビュー】

--広田さくら主演『生全部広田。(仮)』は一体どんな舞台なのですか?
これは、女子プロレスの美しくも可笑しい控え室をテーマにした舞台です。別にプロレスの内幕を暴くとか、そういうものではなくて、中堅女子レスラーが必死にリング以外で生きている姿、生き様を皆様に観て頂きたいですね。

--中堅レスラーが主人公?
中堅レスラーって、先輩のお世話をしなきゃいけない。後輩の面倒も見なきゃいけない。自分の試合もある…。常に必死なんですよ。でも、必死の姿って、周りから見ると、時として可笑しかったりするじゃないですか。

--で、広田さんが、架空の中堅女子プロレスー“広田さくら”を演じる訳ですね?
そうですね。でも、この舞台が私の物語だとか、ここの団体のことだとか限定されたものではなくて、“中堅”というのは女子プロレスだけでなくて、例えば会社のOLなんかも同じですよね。板挟みで、一番辛い境遇。その上、自分で自分のことを不甲斐ないと思っていたりもする…。そんな誰しもが経験する社会というものを舞台で表現し、“中堅”の気持ちを代弁します!

--なるほど。テーマが大きいですね
ちょっとしたことでも、自分の経験と重ね合わせる時ってあるじゃないですか?
でも、それは一人一人違うだろうし、観る側がどう自分とリンクして感じてくれるのか。それが舞台の面白さだと思うので。

--脚本はWAHAHA本舗の勝栄さんなんですか?
実際に「女子プロレスはこんなんだったんだ」なんて思う人もいるかもしれないけど、そんなものもありつつ、勝栄さんと話している中で「こんな話があっても面白いな」と生まれたストーリーもありという感じで。でも、実際に嘘でも本当でも、一番(舞台を観て)堅くなるのは現役の選手だと思うんですよ。
「広田、ふざけんな」と。

(インタビュー後編へ続く)

■公演タイトル:生全部広田。(仮)

■会場:新宿・シアター・ブラッツ

■公演日程
6月2日(金)19:00開演(18:30開場)
6月3日(土)14:00開演(13:30開場)
6月3日(土)19:00開演(18:30開場)
6月4日(日)15:00開演(14:30開場)

■チケット料金:整理番号付き自由席 前売\3500/当日\4000 ※発売中

■取り扱い:チケットぴあ(Pコード594-530) 0570-02-9999
e+ (イープラス) http://eplus.jp/ (パソコン&携帯) 03-5749-9911
後楽園ホール 03-5800-9999
ガイア 03-5701-7602

■問い合わせ
ガイア:03-5701-7602
mailto:mail@gaea-inc.com

■舞台最新情報は広田公式サイトで!
広田さくらのコスプレ日記
広田さくら公式サイト